長年、地域で親しまれる雀荘を経営されている「雀ケンポン」のチーフこと小正英雄オーナー。
毎月の経営ミーティングには現場の店長やマネージャーも参加していましたが、そこには「アナログ管理」ゆえの大きな課題がありました。
現場のワークフローを尊重しながら、いかにして「攻めの経営」へと転換したのか。
事務作業を大幅に削減し、リピート率向上まで実現したシステム導入のプロセスをご紹介します。

Index
クライアント様が抱えていた課題
毎月のミーティング準備が、現場スタッフにとって大きな負担となっていました。
また顧客情報を詳細に分析することが環境的に難しく、マーケティング的なアプローチを効率的に行える環境にない課題がありました。
- アナログ管理の限界
顧客管理の多くが紙ベースで、来店日や客単価などの詳細なデータが蓄積されておらず、具体的な数字が見えない状態だった。
- 膨大な集計作業
会議のたびにマネージャー陣が手作業でエクセルにデータを打ち込み、紙に出力して配布。この準備に多大な労力と時間が削られていた。
- 機会損失
詳細なデータまで管理できていなかったため、しばらく来店が遠のいているお客様へのアプローチが「勘」頼みになり、組織的な再来店促進ができていなかった。
春野デザインが提案した解決策
チーフや現場のベテランスタッフにとって、新しいシステムの導入は「操作の不安」がつきものです。
そこで、「今のやり方を変えないDX」をコンセプトに開発を行いました。
- 摩擦ゼロのシステム設計
現状のワークフローを徹底的にヒアリング。現場の動きにシステムを合わせることで、導入時の心理的・実務的ハードルを最小限に抑えた独自システムを開発。
- データの自動集計・可視化
日々の運営を入力するだけで、会議に必要なデータがリアルタイムで抽出される仕組みを構築。
- 自動リピート促進機能
顧客データと連動し、特定の条件(最終来店から◯日経過など)に該当するお客様への再来店アプローチを自動化する機能を搭載。
実装と成果
システム導入後、現場の空気は劇的に変わりました。
- 準備時間の90%削減
マネージャーが数日かけていた会議準備が、ボタン一つで完了するように。空いた時間を接客やスタッフ育成に充てられるようになった。
- リピート率の明確な向上
顧客データに基づいた適切なタイミングでの自動アプローチにより、休眠顧客の呼び戻しに成功。リピート率が目に見えて向上した。
- 経営判断のスピードアップ
「なんとなく」ではなく、正確な数字に基づいて次の施策を打てる体制が整った。
チーフからの声
「DXはずっとやりたいと思っていましたが、現場での浸透にも壁があり何度も挫折していました。現場のやり方を極力変えずに不便なところだけを取り除いてくれたので、スタッフも混乱せずスムーズに導入できました。毎月の重荷だった集計作業が消え、さらに自動でお客様を呼び戻してくれる。ここまでやっている麻雀店はなかなかないんじゃないかなと思います。」
まとめ
「歴史のある店舗だから」「自分はITに詳しくないから」とDXを諦める必要はありません。
大切なのは、今の現場の良さを壊さずに、テクノロジーをどう味方につけるかです。
春野デザインは、現場に寄り添い、一番「効く」仕組みをオーダーメイドで構築します。
- 代表デザイナー(CEO)
- 福岡市中央区のデザイン会社、春野デザイン株式会社の代表デザイナー。20歳でLINE Fukuoka株式会社 入社。LINE Qアプリ運営デザイン部に所属しデザインスキルを身に付ける。その後、DTPデザイン、WEBデザイン、アプリ開発などのスキルを身に着け、広告運用の実務を2年経験し会社を起業。
- 2026年5月31日制作事例60代オーナーが決断した「脱・アナログ」。現場の負担をゼロにし、データ主導でリピート率を向上。
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