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2025.11.27 03:35

美容サロン向けサロン管理アプリ比較【2025年最新】おすすめ7選|予約〜会計まで一括管理できるツールとは

Saasアプリ

美容室やエステサロンなどの経営者にとって、予約受付や顧客管理、売上管理を効率化できる「サロン管理アプリ」は今や必須ツールとなりつつあります。しかし種類が多く「どのアプリがうちのサロンに合うのか分からない…」と悩むオーナーも少なくありません。

そこで本記事では、美容サロン向けのサロン管理アプリのおすすめランキング7選を徹底比較します。無料プランの有無や主な機能・使いやすさ・サポート体制など選び方のポイントも解説しつつ、スマホ一つで予約からカルテ管理・会計までこなせる最新アプリもご紹介。

忙しい個人サロンオーナーの方でも複数のツールに頼らず一括管理できるメリットは必見です。それでは、各サービスの特徴と選び方を詳しく見ていきましょう。

サロン管理アプリとは?導入するメリット

サロン管理アプリの役割

予約管理・顧客カルテ・売上会計などサロン業務を一元管理できる多機能ツールです。紙やエクセルでの管理に比べて業務効率化や顧客満足度アップにつながります。

導入メリット

24時間オンライン予約対応による機会損失防止、予約の自動受付で電話対応の負担軽減、施術履歴の共有でスタッフ間引き継ぎ円滑化、無断キャンセル防止(事前決済機能)などメリット多数。

リピーター獲得支援

カルテ情報に基づく誕生日クーポン配信や来店リマインド等でリピート率向上。分析機能により人気メニューや来店周期を把握し、販促戦略にも活かせます。

サロン管理アプリの選び方・比較ポイント

サロン向けシステムを選ぶ際にチェックすべき主なポイントは次のとおりです。

1. 必要な機能が揃っているか

予約受付、顧客管理(電子カルテ)、会計・在庫管理、顧客への通知(DM配信やクーポン)など導入目的に合致した機能を備えているか確認しましょう。例えば「予約とカルテをまとめて管理したい」「分析機能が欲しい」等、自店の課題に直結する機能を優先します。

2. 予算に見合った料金プランか

初期費用や月額料金はサービスによって様々です。無料プランの有無や有料プランの価格帯をチェックし、サロンの予算内で無理なく運用できるかを検討します。長期契約割引や予約件数による課金形態なども要確認です。

(例)

  • STORES予約は初期/月額0円の無料プランあり
  • POS+ beautyは低コストで導入可能。

3. スマホ対応・操作性は良いか

現場スタッフが使いこなせないと意味がないため、UI(ボタンなど)が直感的で分かりやすいかは重要です。スマートフォンやタブレットで使えるアプリなら場所を選ばず操作可能で現場向き。実際にデモ画面や無料トライアルで機械が苦手な人でも扱えるか確かめましょう。

4. サポート体制と導入実績

困った時に相談できる「サポートの充実度(問い合わせチャネルや対応時間)」は安心材料です。加えて、導入実績や他店の口コミも参考になります。365日サポート対応を掲げるサービスもあり、初心者でも安心です。

5. セキュリティ・データ保全性

顧客の個人情報を預かる以上、情報漏えい対策は必須確認事項です。通信の暗号化やアクセス権限設定、プライバシーマーク取得の有無などセキュリティ性能が高いかをチェックしましょう。クラウド型の場合はデータバックアップ体制も要確認です。

美容サロン向けサロン管理アプリおすすめ7選

それでは、上記のポイントを踏まえたおすすめのサロン管理アプリ7選を紹介します。各サービスの特徴と料金、向いているサロン規模を比較していきましょう。

1. サロエボ – 予約・カルテ・販促までトータルサポート

導入実績4,000店以上。予約、売上、顧客カルテ、クーポン配信などサロン業務を一元管理できる老舗POSシステムです。プッシュ通知やセグメントDMなどリピーター獲得の販促機能が充実し、複数の予約経路(自社サイト・ホットペッパー・電話)を一括管理可能。電子カルテはタブレットで手書き入力にも対応し、紙のような感覚で使えます。

サービスサイト:
https://www.saloevo.com/

こんなサロンにおすすめ

顧客数が多く販促にも力を入れたい美容室・エステサロン。
リピーター育成を重視する個人〜中規模サロン。

2. リザービア(Reservia) – 美容業界特化の予約&POSシステム

大手サロン向け予約システム「Reservia」のPOS連携版。電子カルテで顧客に最適な提案をサポートし、来店写真の保存や期間未訪問客の抽出→自動メッセージ配信など顧客分析・フォロー機能が強みです。Reservia予約システムと連携すれば、Web予約も含めた一元管理が可能になり、無断キャンセル防止や営業時間外の予約受付にも対応します。

サービスサイト:
https://rsvia.co.jp/

こんなサロンにおすすめ

美容室専用に開発された操作画面で直感的に扱いやすく、データ分析レポートも見やすいと好評。
既存のReserviaユーザーや、顧客分析に基づくマーケティングを重視したいサロンに適しています。

3. POS+ beauty(ポスタス ビューティー) – 低コストで導入できるクラウドPOS

iPadベースのクラウドPOSレジ。レジ・売上管理から予約管理、電子カルテ、DM配信まで美容サロン運営に必要な機能を網羅しています。専任サポートによる初期設定支援があり、ITが苦手な場合でも安心です。画面デザインは非常にシンプルで直感的なため短期間で使いこなせ、スタッフ毎の目標設定・実績管理機能などサロン経営支援の仕組みも備えています。

サービスサイト:
https://www.postas.co.jp/service/postas-beauty/

こんなサロンにおすすめ

大手IT企業提供のため365日サポートや安定性に優れ、多店舗展開にも対応可能。
低コストで本格機能を導入したい小~中規模サロンに向いています。

4. Square予約 – 無料で始められる予約・決済一体型システム

決済サービス大手Squareによるオンライン予約システム。初期費用・月額料金が0円から使え、予約ページ作成からクレジット事前決済、キャンセル料自動徴収まで可能。InstagramやGoogleとの連携機能もあり、個人サロンでも集客導線を簡単に整備できます。顧客情報管理やリマインド通知も備わっており、最低限の機能を無料で利用可能。

サービスサイト:
https://squareup.com/jp/ja/appointments

こんなサロンにおすすめ

とにかく費用を抑えたい個人サロンや副業サロンに最適。
必要に応じて決済やPOSレジ機能(Squareレジ)とも連携し、お会計まで一括管理できます。
小規模サロンの入門編に◎

5. STORES予約 – 集客サイト連携◎ 初期費用0円の予約システム

ネットショップサービスで有名なSTORES提供の予約管理システム。初期・月額無料プラン有り。ホットペッパーBeautyや自社HP、LINE予約など様々な経路の予約情報を自動集約でき、予約・顧客データ・POSレジを一つの画面で管理可能。またInstagram連携にも対応し、SNSからそのまま予約獲得ができます。電子カルテ機能はありませんが、フォーム埋め込みなど拡張性が高いです。

サービスサイト:
https://stores.fun/reserve

こんなサロンにおすすめ

無料から開始でき導入ハードルが低いため、開業直後の個人サロンに人気。
集客用サイトとの連携重視なら◎
一方、カルテ管理機能が必要なら別途連携や他サービス検討を。

6. LiME Salon(ライムサロン) – 美容業特化のCRM機能が充実

美容室・ネイルサロン・マツエクサロン向けに特化した国産クラウドCRM。予約管理、電子カルテ、会計、POS、分析までオールインワンで提供し、一つのシステムでサロン業務を完結できます。顧客ごとの来店履歴やカルテ写真管理、売上傾向の見える化などサロン経営に必要な分析機能が強みです。UIもシンプルで、スマホ/タブレット対応OK。

サービスサイト:
https://limehair.jp/salon/

こんなサロンにおすすめ

顧客管理を徹底したい個人経営サロンから中規模以上で本格的な顧客分析を行いたいサロンまで幅広く対応。
現場の声を反映した細かな機能改善にも定評があります。

7. マイサロンバディ – スマホファーストの新世代オールインワン管理アプリ

全国の個人サロンオーナーの声をもとに開発された新しいサロン管理アプリ。スマートフォンファーストの直感的でシンプルなUIが特長で、スマホ一台で「予約受付」「顧客カルテ」「売上会計」「顧客アンケート」までこれ1つで完結します(複数アプリを併用する必要なし)。予約状況や顧客情報の確認も高速で、紙台帳や別ソフトからの移行がスムーズです。

サービスサイト:
https://mysalon-buddy.com/

ここが差別化ポイント

他社ではカルテ管理や会計機能を別途追加するケースが多い中、マイサロンバディなら一つのアプリ内で日々のサロン業務が完結します。開発段階から現役サロンオーナーの意見を取り入れているため「本当に欲しかった機能」が揃っており、機械操作が苦手な方でも迷わず使えるシンプル設計です。例えば予約状況と顧客カルテをワンタップで切替表示できるなど、小規模サロン目線の工夫が随所にあります。

こんなサロンにおすすめ

個人経営でスタッフ数が少ないサロン、
スマホ中心で手軽に管理したい美容室・ネイルサロン。
無料ではじめて必要に応じ有料プランに移行できるため、開業したてでコストを抑えたい方にも最適です。

比較表

サービス名初期費用月額料金無料プラン契約縛りスマホ対応予約管理カルテ管理会計管理アンケート
マイサロンバディ

サービスサイト
0円5,980円 / 月額
※初回30日間無料
ありなし(いつでも解約可)
(スマホファースト設計・直感的UI)

(スマホでカレンダー管理、顧客別履歴付き予約、即時予約可)

(顧客ごとに写真・施術履歴・メモを記録可能)

(施術メニュー単価登録・売上記録・レポート機能あり)

(同意書、ヒアリング、アンケート機能搭載)
サロエボ

サービスサイト
0円~
(機器導入あり)
要問合せ(高額)なし長期契約(リース)
(専用端末中心)

(ネット・電話予約の一元管理に対応)

(手書き入力できる電子カルテあり)

(売上・会計データも統合管理)

(電子同意書システム搭載)
リザービア

サービスサイト
110,000円前後23,100 ~ 36,300円 / 月額なし年間契約
(途中解約は違約金)

(閲覧可・専用アプリあり)

(24時間ネット予約・複数経路を一元管理)

(来店履歴・施術内容等を電子カルテで共有)

(POS連携型:会計機能は外部システム連携)
×
POS+ beauty

サービスサイト
要問合せ
(端末費あり)
15,400円~ / 月額なしなし
(iPad中心)

(スタッフ別の予約台帳機能・WEB予約ページあり)

(手書きメモや写真保存対応の電子カルテ)

(レジ・売上管理機能を標準搭載)

(自由設計の電子同意書フォーム機能あり
Square予約
サービスサイト
0円~8,000円 / 月額ありなし
(管理アプリあり)

(Web予約・リマインド通知・Google連携対応)

(顧客プロフィール・メモ・来歴を管理)

(Squareレジと連動し決済・売上管理可能)
×
STORES予約

サービスサイト
0円~12,980円 / 月額あり月/年選択可
(Web/スマホ対応)

(予約カレンダー共有・オンライン決済対応)

(顧客情報一元管理。来店履歴メモ等管理可能)

(予約時オンライン決済のみ。店頭レジ機能なし)

(アンケート機能は有料プランで利用可)
LiMEサロン

サービスサイト
0円~5,780円 / 月額ありなし
(スマホファースト)

(スマホ/PCで予約日程管理、外部予約サイト連携可)

(施術写真やイラストも保存できる電子カルテ)

(スマホでPOSレジ会計が可能)
×

複数アプリを使わず1つで一括管理できるメリット

上記のように様々なサービスがありますが、特に「一つのアプリで全て管理できる」オールインワン型を選ぶことには大きな利点があります。ここでは、複数のツールを併用しないメリットを整理します。

データ連携の手間ゼロ

顧客情報や予約内容を別々のアプリ間で移行・同期する必要がなく、入力ミスや二重入力が防げます。例えば予約システムと会計ソフトが別だと売上集計に手間がかかりますが、一元管理ならそうした作業から解放されます。

コスト削減

アプリごとに契約料が発生すると費用がかさみます。オールインワンなら一つのサブスクリプション料金で済むため、結果的にコストパフォーマンスが高くなります(無料プラン内で完結できれば尚◎)。

操作習熟が容易

ツールが増えるとスタッフ研修も増えますが、統一された画面設計・操作性の中で業務が回せるため習熟が早いです。特にマイサロンバディのようにスマホで完結するアプリなら、スタッフ各自のスマホで場所を問わず操作でき利便性が高まります。

サポート窓口の一本化

問い合わせ先が一社で済むため、万一トラブルが起きても責任の所在が明確です。サポートとのやり取りも一度で済み、問題解決がスピーディーです。

こうした理由から、個人経営サロンほどオールインワン型の管理アプリが適していると言えます。実際、紹介した「マイサロンバディ」も「複数のアプリを切り替えるストレスがなくなった」というオーナー様の声があり、日々の業務負担軽減につながっています。

個人サロンオーナーに「マイサロンバディ」が選ばれる理由

最後に、数ある中からマイサロンバディが個人サロンに最適といえるポイントをまとめます。他社比較で際立つ強みを押さえておきましょう。

スマホ前提の使いやすさ

他の老舗システムがPC前提の設計をスマホ対応させているのに対し、マイサロンバディは初めからスマートフォンでの操作性を最優先しています。そのため画面が見やすく操作手順もシンプルで、移動中やサロン外でも直感的に扱えます。

必要十分な機能を一括搭載

予約・カルテ・会計・分析・アンケートといったサロン運営の主要業務を1アプリで網羅。例えば顧客アンケート機能まで備えるアプリは他に少なく、顧客満足度向上策まで一手に担えます。機能の取捨選択もユーザーに寄り添っており、シンプルな無料プランから始めて必要に応じ拡張できます。

リーズナブルで始めやすい料金

完全無料で使い始められ、プレミアムプランも月5,980円と業界平均より手頃な価格設定です。高額な初期投資が難しい個人事業主でも導入しやすく、まずは無料で試して気に入ればアップグレードという柔軟な運用が可能です。

現場の声が生んだ安心感

開発段階から全国の個人サロンオーナーのヒアリングを重ねて作られているため、「痒い所に手が届く」細かな配慮が行き届いています。たとえば予約完了後にメールで住所をお知らせする住所非公開設定や、メニューごとに質問内容をカスタマイズできる機能など、小規模サロンならではのニーズが反映されています。その結果、ユーザーからは「直感的に使えて現場業務が楽になった」との評価も得ています。

以上のように、「マイサロンバディ」は他のサロン管理アプリと比較してスマホ特化の操作性や現場密着型の機能設計で優れており、個人経営のサロンにこそおすすめできるサービスです。

ぜひ本記事の比較ポイントやランキングを参考に、自サロンにピッタリのアプリを見つけてください。

まとめ

美容サロン向けの管理アプリは多数ありますが、それぞれ強みや適したサロン規模が異なります。本記事では料金・機能・使いやすさ・サポートなど選定のコツを解説し、特におすすめの7サービスを比較しました。

中でもスマホで完結する手軽さと充実機能を両立した「マイサロンバディ」は、忙しい個人サロンオーナーの力強い味方となるでしょう。ぜひ導入メリットを踏まえて、あなたのサロンに最適な一括管理アプリを検討してみてください。

※本記事の内容は2025年11月時点の調査に基づいています。サービス仕様や料金は変更になる可能性がありますので、最新情報は各公式サイトもあわせてご確認ください。

亀元友弥
亀元友弥代表デザイナー(CEO)
福岡市中央区のデザイン会社、春野デザイン株式会社の代表デザイナー。20歳でLINE Fukuoka株式会社 入社。LINE Qアプリ運営デザイン部に所属しデザインスキルを身に付ける。その後、DTPデザイン、WEBデザイン、アプリ開発などのスキルを身に着け、広告運用の実務を2年経験し会社を起業。