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トップデザインコラム

2024.6.6 08:00

15分で「僕らのヒーローモデル」を作るワークショップを行いました(動画付き)

スタッフブログ

デザイン思考

 

こんにちは、春野デザインの亀元です。

6月の月次定例会議の際に、3期目の期首ということもあり、少しだけリッチなアイスブレイクと称して「僕らのヒーローモデル」を作成するワークショップを冒頭に行いました。

\実際の動画を公開/

本記事の最後に実際に月次定例会議を行なった際のワークショップ部分のみを動画として公開しておりますのでぜひご覧ください。

ヒーローモデルとは

ヒーローモデルとは、私たちの会社が目指す理想的な社員像を具体的に描いたものです。

企業が求める理想的な「特性」「スキル」「価値観」を持った社員のプロファイルを作ることにより、採用や育成、評価の基準を統一し、組織全体で一貫した目標に向かって進むことができます。

ヒーローモデルの活用方法

ヒーローモデルの活用法① 採用時の基準として活用

ヒーローモデルは、理想的な人材像を具体的に描いたものであり、採用プロセスにおいて非常に有用です。

求人広告や面接時にヒーローモデルを基にした質問を用いることで、企業の価値観や目標に合致する候補者を見極めることができます。これにより、入社後のミスマッチを防ぎ、企業文化に適応できる人材を効果的に採用することが可能です。

ヒーローモデルの活用法② 社員トレーニングやキャリア開発の指針に活用

ヒーローモデルは、社員の成長を支援するためのトレーニングプログラムやキャリア開発の指針としても活用できます。

具体的な特性やスキルを基にしたトレーニング内容を設計することで、社員が求められる能力を身につけやすくなります。また、キャリアパスを明確に示すことで、社員は自分の成長目標を明確にし、モチベーションを高めることができます。

ヒーローモデルの活用法③ パフォーマンス評価の基準として活用

ヒーローモデルは、社員のパフォーマンス評価の基準としても利用できます。

明確な特性やスキル、価値観に基づいて評価基準を設定することで、公平かつ一貫性のある評価が可能となります。これにより、社員は自分がどのような点で評価されるのかを理解しやすくなり、目標達成に向けた行動を取る動機付けにもつながります。

このように、ヒーローモデルは採用、トレーニング、評価といったさまざまな場面で活用でき、組織の成長と成功を支える重要なツールとなります。

・・・

私たちはまだまだ小さな組織ですので、チームメンバー全員が共通の意識を持って事業に取り組むために、複数人で一緒にこの「ヒーローモデル」を作成することが重要です。そこで、今回は弊社メンバーから5人でワークショップを行いました。

ブレインストーミング(ブレスト)= 発散

まずは、3分間で理想の人物像を「特性」「スキル」「価値観」の3つの観点で、思いつくだけのアイデアをブレインストーミング(ブレスト)して発散しました。

そのあと、全体2分で1人ずつ書いたことをシェアしていきました。

チームで行うワークは、自分では思い浮かばなかった発想などに触れることができて、とても短時間で有意義なアウトプットができるのでおすすめです。

特性の優先順位付け = 収束

発散が終わったら今度は収束を行います。
デザイン思考で用いられる「ダブルダイヤモンド」の1部です。

メンバー全員がそれぞれ3つ、でてきたアイデアの中からより重要だと考える付箋に自分の動物シールを貼ってもらいました。

さらに最後に全員の動物シールが貼ってあるものの中から、最も重要だと考えるアイデアに星のシールを貼るワークを実施しました。

本当はここから理想の状態(TO-BE)と現状(AS-IS)にあるギャップを深掘り、仮説を立てて、改善策を検討するというフェーズに入るのですが、今回は15分のミニマムなワークショップなので割愛します。

プロファイルシートの作成

以下は、ワークショップで作成した1人のプロファイルシートです。このプロファイルは、チームのリーダーとして理想的な特性、スキル、価値観を持つ人物像を描いています。

また作成する際は下記をルールとして設けました。

プロファイルシート作成時のルール

  • 必ず動物のスタンプがついているものだけを利用すること
  • 星シールが付いているものは1つは必ず利用すること

完成した「僕のヒーローモデル」プロファイルシート

特性

ポジティブ:常に前向きで、周りの人たちを明るく元気にする力を持っています。この特性により、チーム全体のモチベーションを高め、より良い成果を引き出すことができます。

スキル

コミュニケーション:優れたコミュニケーション能力を持ち、チーム内外での情報共有や意見交換を円滑に行います。これにより、メンバー間の協力体制を強化し、効率的なプロジェクト推進が可能です。

価値観

リーダーシップ:自らが率先して行動し、他のメンバーを導く力を持っています。リーダーシップを発揮することで、チーム全体が一丸となり目標達成に向けて進むことができます。

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ヒーローモデルの導入とプロファイルシートの作成は、組織の共通目標を明確にし、チーム全体の一致団結を促進するための強力な手段です。

ワークショップを通じて得られた成果物は、私たちのチームが一丸となって目標に向かって進むための道しるべとなります。そして、ワークショップ自体もとても楽しいです。

この取り組みを通じて、私たちは単に理想の人材像を描くだけでなく、日々の業務においてその価値を実践し、成長を続ける組織を築いていきます。ヒーローモデルは、私たちの企業文化をより強固にし、社員一人ひとりのパフォーマンス向上にも大いに役立ちます。

まとめ

今後も引き続き、チーム全体での共通意識を深め、成功に向けた道を歩んでいきたいと思います!今回のワークショップの成果を生かし、次なるステップに向けてさらに精進してまいります🔥

皆さまもぜひ、ヒーローモデルの導入を検討してみてください。
チームの団結力が高まり、組織全体の成長を実感できるはずです!

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お問い合わせ

ワークショップの支援、またはフレームワークの作成についてなどご興味をお持ちの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

私たちは、貴社の目標達成に向けたサポートを全力で行います。

お問い合わせ方法

下記のリンクからフォームにご記入ください。
https://haruno.design/contact

私たちと一緒に、貴社の成長を支える理想的な人材像を描き、強固な企業文化を築いていきましょう。皆様からのご連絡をお待ちしております。

ワークショップ動画

亀元友弥
亀元友弥代表デザイナー(CEO)
福岡市中央区のデザイン会社、春野デザイン株式会社の代表デザイナー。20歳でLINE Fukuoka株式会社 入社。LINE Qアプリ運営デザイン部に所属しデザインスキルを身に付ける。その後、DTPデザイン、WEBデザイン、アプリ開発などのスキルを身に着け、広告運用の実務を2年経験し会社を起業。